政権交代後のシングルマザー社会と「のんちゃんのり弁」商店街の関係
建設が進んでいる東京スカイツリーの足下、墨田区の京島に「 キラキラ橘商店街 」という私の好きな商店街がある。ここを舞台に「 のんちゃんのり弁 」という映画が制作され、先週からロードショーが始まった。 物語は、親のすねをかじっているだけのダメ亭主に見切りをつけた、小西真奈美が演ずる主人公、小巻が、幼稚園児の一人娘、のんちゃんを連れて家を飛び出す場面からはじまる。小巻は母親の住む墨田区、京島の実家にまい戻って仕事を探すのだが、子連れで何のスキルも持たない主人公に世間の風は冷たい。 シングルマザーとして生きていく現実の厳しさに一時は途方に暮れるのだが、商店街の人々から支えられながら、得意の料理の腕前を生かして弁当屋を開くまでが描かれている。 女たちが自立して生きていくことの哀しみ 映画作品としては、コミカルにテンポよく展開していて楽しめる良い作品だが、扱っているテーマは大変重い。主演した小西真奈美がインタビューで答えているように、この物語で描かれているのは、子供を抱えながらも母親として生きるのではなく、「守るべきものを持って、でもそれを守るだけの手段を持たない女性
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